卒展ポスターが納品されました静岡大学教育学部書文化専攻
卒業書展ポスターが研究室に到着しました。感慨無量です。
制作中、色のバランスなどの雰囲気を確かめるためにとインクジェットプリンタでテスト印刷したところ、モニタの色よりもはるかに濃くなってしまい驚愕。「なんじゃこりゃあ」(松田優作風)の声が響く。
研究室のPC環境は、最新のPCに、Adobe CS5 MasterCollectionなどをインストールしており、申し分ない環境。プリンタが悪いのか、パソコンの設定が悪いのか。インクジェットプリンタにはキャリブレーション(色補正)など期待できないし。まずはインクジェットのプロパティで補正をゼロにする。次にIllustratorの補正をはずしたものと、Photoshopの色補正を無くしたもので比べると、Photoshopの方が薄い。なぜだ??疑問は尽きない。雰囲気のチェックすらできない。ストレスが溜まる。
とりあえず薄くしてみたりして、ソフトやプリンタの設定をいろいろ試して編集を繰り返して約1週間。大学で毎日20時間近く過ごし、下界(静大の書道研究室は山の上なので)では風呂と食事の買い出し程度。とても悩ましかったが、次第に色のイメージも決まってきたので、最終的には基本に立ち返り、DICのカラーチャートで、気になる部分の色を一つずつチェックしていった。昔3000円で購入したものが久しぶりに役に立った。これなら印刷所では正しい色で印刷されるに違いない、というところまでしっかり確認したうえで入稿したのでした。
色は、カラーチャートで確かめた色で納品され、ホッと胸をなでおろしています。
やはりインクジェットでの印刷時に色補正を勝手にしていたらしい。どこかで。
色のチェックはカラーチャートでの確認が間違いないという結果になった。
まずは大学構内に貼っていき、それから学外にもいろいろ貼っていきます。
あとはハガキの到着待ちです。
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